八千代台にタオル屋さんを出したかった理由③
昨夜から今朝にかけて降り続いた雨がお昼くらいにはすっかりやんでくもり空に。
本日もご来店ありがとうございます(^-^)
そしてこちらも読んでくださってありがとうございます☆
それでは前回の続きを(*^^)v
もう少し介護経験のお話をさせてくださいm(__)m
父がリハビリをする中、退院後のことも考えなければなりません。
自宅に帰っての介護は母も入院していたし、ハードルが高いため施設入居先を探さなければなりません。できれば母と一緒の介護施設に入居できるようにと物件探しのように見学に行くことも。
そして、出来たばかりの施設への入居が運良く決まりました。
ひとまず父が先に退院し、介護施設へと入居。
そこでも流動食は引き続き続くのですが、なんとかふれあいサロンの15周年記念に参加したい父。
元気づけるため休みの度にほとんどの日を父の介護施設に通うことに費やし、励ましていました。
気力でリハビリもすこしづつ頑張り、外出許可も出て車椅子で私と姉が付き添いながらの参加。
久しぶりにふれあいサロンのみんなと会った時の父の顔が嬉しそうでした。表彰状をもらい涙してる姿は今でも忘れられません。
私も初めて参加したのですが、こうして楽しむことができる場所を作り上げた父はすごい人だったんだなと実感したひと時でもありました。
食べることだけは夢を叶えることが出来ませんでしたが、なんとか悔いなく人生を過ごしてほしいと思いながら母のかわりに付き添いをしてきたので会に参加出来て本当に良かったなとほっとするひと時でした。
しばらくして母も退院。
たまたま同じ施設の隣の部屋に入居できることに♪
再会したときのこと✨
あんなにけんかばかりしていた両親がどちらからともなく抱き合って「また会えて良かった」と涙してる姿を見れたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。みんなで泣いて喜びました。
そこからどんどんと父が弱って寝たきり生活が続き、度々肺炎を起こすようになり、最後は4月21日の夜、眠ったまま本人もきっと気がつかないままできっと自分でも驚いたんじゃないかと思うくらい安らかに旅立っていきました。
亡くなった前日は、施設から呼び出されたので、ほぼ一緒に過ごしました。土曜日で職場の方には申し訳ないけれど。夜になり朝また来るから待っててねと声をかけて家に帰りました。
息も絶え絶え手を振って目で見送ってくれて。
床ずれ防止のためのバスタオルの山、枕がわりのタオル、食事のエプロンがわりにのタオル。喘息もあるのでつねにタオルを肌身離さず持ち歩き、咳をして周りの人が嫌がらないように気を使っていたそうです。もちろん手を拭くタオルも必要で。お風呂の時も車椅子のままなのでたくさんのタオルを使っていたことにも気づきます。
もっともっと心地の良い今治タオルのバスタオルをたくさん使って欲しかったな。
それ以外の後悔はほとんどありません。
たくさんのありがとうも伝えましたし、たくさんありがとうの言葉をもらいました。
手もいっぱい握っておいたし笑顔もいっぱい。
母は今もひとりで介護施設にいます。ひとりとはいえ、おなじフロアーの方や職員の方、ヘルパーさんがたくさんいる中なので家にひとりでいるよりは安心でありがたいです。
コロナ禍になる前は私も会いに行っていたのですが、もう1年半以上会えていません。お手紙も書いたり。お店の準備をしつつ施設まで行ってみたり。直接会えないですが様子を聞いたりしたことも。
つい先日、お店のガーセ&パイルのきれいなシャツストライプのバスタオルに母の名前の刺繍を入れたのでこれからプレゼントする予定です。母はかぐや姫のような人なので気に入ってくれるかな?
あれもイヤこれもイヤと注文の多いお姫さまですが、使ってくれたら本当に嬉しいです。
母にもお店に来てほしい。
けっこういいお店が出来たよ。
と、いうわけで母にも心地よいタオル使ってほしいんです。そしてこの場所からなら何かあればすぐに駆け付けることが出来る。
それだけではなく、地域の方にも心地の良い本格的な今治タオルを知って使って欲しいこと。
もったいないから生きてるうちに心地のよいタオルを使って欲しいです。
肌触りが良くてすこし贅沢なタオルをここでも買えるぞ!
八千代台におしゃれなタオル雑貨屋さんが出来たら嬉しいぞ!
という思いを自分で叶えたかったということも理由だなと今ここに記しながら気づいたのでした。
こんなに長いこと読んでいただきありがとうございます(/ω\)
後悔はなるべく少なめな人生がいい
生きてるうちに出来ることは、無理のない程度にやっとこう♪
父の生き方を見ていたからこそ
今の私はそんな生き方をしております(^_^)
といいつつもすぐ無理しちゃう型なんでね
自分でも言い聞かせて頑張ります
いや頑張り過ぎずにゆっくりとやります♪
次回からは、「さぁ!お店を作るぞ!」
いよいよ756nagomu が完成するまでのお話へと♪♪
両親に、関わったすべての人たちに感謝を♫
つづく
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